2024年6月28日、沖縄県名護市辺野古の安和桟橋で、土砂を搬出するダンプカーが男女をひき、「警備員の男性が死亡、女性は足を骨折する大ケガ」という痛ましい事件が起こりました。
そこで今回は、辺野古の現在の状況や亡くなった男性、ケガをした女性について調査しました。
ぜひ、最後までお付き合いください。
辺野古工事現場でダンプカーが男女をひく事故が発生!
事故があったのは2024年6月28日午前10時15分頃で、国道に出ようとした土砂搬出用のダンプカーが警備員の47歳の男性と基地移設反対活動の70代の女性をひきました。
事故現場周辺では活動家が座り込み、抗議活動を行う!
埋め立て工事を巡っては国と県の意見が以前より対立し、市民を中心に反対運動が現在でも続いています。
時には警備員や工事関係者とのいざこざも起こっており、日常から危険な状態だったようです。
Xの投稿を見る限り事故がいつ起こってもおかしくない状況です。
辺野古工事現場の事故に巻き込まれた警備員と活動家の女性は誰?
死亡した警備員の男性
この事故で亡くなった警備員・宇佐美芳和さん(46)は頭を強く打ち、意識不明の状態で病院へ搬送されました。
治療の甲斐なく1時間後に死亡が確認されています。
ケガを負った女性
この事故でケガを負った女性は、反対活動をしていた頭文字が「O」の70代女性ということです。
搬出用のトラックの前に割り込む形で飛び出し、宇佐美さんが制止に入りました。
そのまま、トラックに巻き込まれた模様です。
辺野古工事現場の事故を受けて自治体の反応は?
この事故を受け玉置デニー知事は、「沖縄防衛局に事故原因が究明されるまでの間、土砂の搬出作業を中止するよう求めるとともに、抗議活動の市民には法令の遵守を求めていきたい」と話しています。
また、オール沖縄会議糸数慶子共同代表は、「県民投票でもNOと県民は答えを出しているんですけれでも、軟弱地盤の問題だとか色んな問題があるにもかかわらず、それを強行してやる工事のプロセスのなかで、こうやって人が命を失っていくのはとても残念だし本当に悔しい限りです」と話しました。
辺野古工事現場の事故、世間の反応は?
この事故を受けて世間では、なくなった宇佐美さんへの追悼の意を込めた投稿が多数ありました。
また、抗議活動への避難や疑問視する声も投稿されています。
まとめ、辺野古の工事現場で警備員と活動家がダンプカーにひかれる!
今回は、沖縄県辺野古の埋め立て工事現場で起きた事故を調査しました。
この事故は、埋め立て反対の抗議活動のためにダンプカーの前に飛び出した女性を制止しようとした警備員が死亡するというなんとも痛ましいものでした。
この事故を受け、抗議活動も含めて沖縄での基地の移設問題について私たち国民の再認識が必要であると思いました。