角田夏実さんは、柔道家として主に48㎏級で活躍する選手です。
2024年4月時点での国際柔道連盟のランキングは3位と、パリオリンピックでも金メダルが期待される選手の一人です。
そこで今回は、柔道家として活躍する角田夏実さんの原点を探るとともに現在の礎を築いた学生時代を調査。
経歴(柔道歴)やエピソードをまとめました。
ぜひ、最後までお付き合いください。
角田夏実の最終学歴は東京学芸大学!
角田さんはの学歴をまとめると以下の通りです。
- 八千代市立勝田台小学校(非公開)
- 私立八千代松陰中学校 ⇒(転校)八千代市立勝田台中学校
- 千葉県立八千代高等学校
- 国立東京学芸大学
エピソードと共に、詳しく見ていきましょう!
小学校:八千代市立勝田台小学校?
角田夏実さんの小学校についての情報は公開されていませんでした。
ただ、中学3年生の時に八千代市立勝田台中学校へ通っていることは判明しています。
よって、小学校も同じ学校区内の八千代市立勝田台小学校に通っていたものと推測できます。
1992年に角田家の4人家族の次女として生まれた夏美さん。
幼少期は活発な女の子だったようで、当時のエピソードを語っていました。
――どんな子供だった?
引用:東スポWEB
角田:やんちゃですね。姉もなんですけど、運動は大好きで。悪ガキというか、男の子と外で遊ぶことが多かったです。
よくスカート破って帰ったりして、お母さんに「どういうところ通ったらそうなるの?」って怒られていました。
子供のころはかなり男勝りな性格だったようですね。^^;
そんな角田夏実さんは、
その後、河野道場でも稽古を積みました。
2つの道場を掛け持ちして稽古することで、柔道にはまっていったようです。
また同時期には水泳も習っていて、スタミナはもちろん肩の筋肉をつけるのに役に立ったと語っています。
中学校:私立八千代松陰中学校(1・2年)
⇒八千代市立勝田台中学校(3年時転校)
角田夏実さん、中学校は私立の八千代松陰中学校へ進学しています。
中学校2年の時に県大会で優勝。
対戦相手の繰り出した一本背負いで豪快に負けてしまったようです。
全国中学校柔道大会で何が起きたのか、どんな技をかけられたのかも分からないまま負けてしまったときに、初めて「もっとしっかり練習しなければ」と感じました。
引用:柔道チャンネル
当時のことを振り返る角田さん。
この敗戦で柔道家魂に火が灯ったようで、柔道の強い高校へ入って練習したいと思うようになりました。
そのことを両親に相談し、「本当にやる気があるなら!」ということで中学3年生の10月、八千代市立勝田台中学校へ転校。
柔道強豪校の千葉県立八代高等学校の入学を目指しました。
両親には、「本当にやる気があるのか」と何度も聞かれ、転校しても、そのあとの道は決して楽ではないと言われたことも印象的でした。
引用:柔道チャンネル
実際、学校生活や勉強のカリキュラムも変わり、ついていくのも大変でしたね。
中学3年生で転校した時のエピソードを語っていました。
高校:千葉県立八千代高等学校
角田夏実さんは念願通り、千葉県立八千代高等学校へ入学します。
柔道部に入部するなり、練習の厳しさにギャップを感じ驚いたようです。
朝から夜まで練習漬けの合宿は特にハードだったようで「合宿のある夏休みと冬休みなんてなくなればいいのに」と思ったほどでした。
一般のJKとは逆の発想ですね!
その甲斐もあり高校2年の時にインターハイでは3位!
コーチともども予想外の結果に喜んだようです。
しかし、その後は思うように結果を残せない日々が続きました。
3年の時にはインターハイは5位に終わると、「柔道を辞めたいと思うようになった」と角田さんは語ります。
ケーキ屋になるための専門学校に進むことも考えたそうです。
そのことを顧問の先生に相談した際には。
また、両親に相談した際には、
「柔道など何か目的がなければ大学に行く必要はない。どうしても大学に進学したければ、名門大学でなければだめだ」
引用:THE ANSWER
と言われます。
ご両親は、柔道をすることに迷っていた娘に「活」を入れたかったのかもしれませんね。
悶々とする日々を送っていた角田さんに、東京学芸大学の監督から「柔道部の強化を始めたばかりなので入ってもらえないか」と声が掛かかります。
いろんな大学からのオファーを断ってきた角田夏実さん。
✓国立の東京学芸大学なら柔道を続けながら勉強もできる。
✓教員免許を取りたいのでその勉強もできる。
✓両親の説得もできる。
という理由で大学進学を決意しました。
大学:東京学芸大学
東京学芸大学でも柔道を続けた角田夏実さん。
大学では高校と比べると、練習をがんがんやらされる感じではなかったようです。
高校入学時とは逆に緩い雰囲気にギャップを感じました。
高校では動きを体に染み込ませる練習、大学では動きを頭で考える練習をすることでしっかり身に付く練習ができるようになりました。
練習内容も自主性を重んじた練習内容もあっていたようで、次第に結果が伴ってきます。
2013年の3年の時(2013年)には学生体重別の決勝で優勝。
同年と2014年の4年の時には、国体成年女子の千葉県チームの部で2連覇を果たしました。
大学で「心から好きと思えるようになった柔道」を続けたことが転機となり現在の活躍があるようです!
角田夏実の学歴やエピソード、最後に
今回は柔道家の角田夏実さんの学歴にフォーカスして調査しました。
大学卒業後は社会人として柔道を続ける角田夏美さん。
ケガに悩まされる時期やライバルになかなか勝てない時期がありました。
現在は、52㎏級から48㎏級を主戦場に転向して試合に出場しています。
2024年のパリオリンピックに出場が決まっている角田さん。
活躍が楽しみな選手の一人ですね!
角田夏実プロフィール
- 名前:角田 夏実(つのだ なつみ)
- 生年月日:1992年8月6日
- 年齢:31歳 (2024年5月時点)
- 出身地:千葉県八千代市
- 身長:161cm
- 血液型:A型
- 階級:48キロ級
- 組み手:左組み
- 得意技:巴投げ、内股、寝技(特に関節技)