松元克央(かつひろ)さんは愛称「カツオ」として知られる、パリオリンピック2024の水泳日本代表選手の一人です。
福島県の一般的な家族の一員として生まれた松元さんは、5歳の頃から水泳を始めます。
小中学校、高校から大学、社会人に至るまで水泳三昧の日々を送ります。
父と母は生活面を支え、兄は同じ水泳選手として切磋琢磨した仲間でもあります。
今回はそんな松元克央さんの、父母や兄はどんな人物なのか?
愛称「カツオ」の誕生秘話や「克央」に込めた両親の願いについて 調査しました。
ぜひ、最後までお付き合いください。
松元克央のプロフィールなど
松元克央さんのプロフィールとタイトルなどを簡単におさらいします。
- 名前:松元克央
- 読み方:まつもと かつひろ
- 生年月日:1997年2月28日
- 年齢:27歳(2024年7月現在)
- 出身地:福島県いわき市
- 身長:186cm
- 出身大学:明治大学
- 所属:ミツウロコ・三菱養和スイムスクール
- 2007年、小学5年生の時ジュニアオリンピック男子50m自由形で優勝。
- 2014年、「インターハイ」
200m自由形・100m自由形で優勝のダブルタイトル獲得。 - 2017年、「世界水泳ブタペスト」
200m自由形に出場するも予選27位で終わる。 - 2019年、「世界水泳光州」
200m自由形で銀メダルを獲得。 - 2021年、「東京オリンピック」
200m自由形ではメダルを期待されるも延期の影響で調整がかみ合わず、予選17位で敗退している。 - 2022年、「世界水泳ブタペスト」
200m自由形で準決勝12位。
100m自由形で予選23位で敗退。
新たに取り組んだ100mバタフライでは準決勝へ進出し、13位の成績だった。 - 2023年、「世界水泳福岡」
200m自由形で準決勝8位。
4×100m メドレーリレーで決勝6位。
100mバタフライでは決勝6位。
松元克央は4人家族
松元克央さんは、冒頭でも触れたとおり両親と兄がいる4人家族で育ちました。
一般人ということもあり情報が少なかったですが、できる限り詳細に調査しました。
では、松元家の大黒柱である父から見ていきましょう。
松元克央の父親はどんな人?
松元克央さんの父親は「達也」さんというお名前です。
2020年のインタビューでは54歳と紹介されているので、2024年は58歳か59歳になる年です。
そんな父・達也さんは野球をしていたそうです。
息子と白球を追いかけるのが夢だったようで、克央さんも幼少期は野球少年の時期がありました。
水泳を始めたのも、基礎体力作りの一環だったようです。
「団体競技、上下関係は大事なことなので、そういうのを学んでほしかった」と、親子でキャッチボールすることを願っていた。
THE ANSWER(2019/07/24)
父、達也さん(54)も「野球をやらせたかった。基礎体力をつけるのに水泳が一番」ともう1つの理由も明かす。
中日スポーツ(2020/02/14)
トップスイマー、ましてや日本代表になるとは思ってもいなかった。
父・達也さんは当時のことをこのようにインタビューで答えていました。
現在では水泳の道に進み、頑張っている息子を見て誇りに思っているようです。
松元克央の母親はどんな人?
松元克央さんの母親は「夏江」さんというお名前です。
2020年当時のインタビューでは58歳と紹介されていたので、2024年現在は62歳もしくは63歳の年です。
姉さん女房ですね。
水泳を習い始めたころの克央さんのことを「物おじしない堂々とした子供だったのでは?」と質問された夏江さん。
当時の様子をこのように振り返っていました。
「親から離れるとどうしていいか分からない子だった。泣きそうな顔でした。」
中日スポーツ(2020/02/14)
当時は甘えん坊だった?と思わせるエピソードですね。
その後も水泳を続けた克央さん。
夏江さんは食事面で息子を支え続けました。
育ち盛りの高校時代には、お弁当に加えて大きなおにぎりを5個追加して持たせます。
また、内容も栄養面で偏りがないようにバランスを考えた食事を用意。
世界で活躍する陰には、愛情いっぱいに息子を全力でサポートする母の存在があったようです!
松元克央には、兄が一人いる!
松元克央さんには「祐介」さんという名前のお兄さんが一人います。
1歳年上で、幼少期からよく一緒に遊んでいたようです。
克央さんがスイミングスクールに通うきっかけを母・夏江さんはこのように答えています。
「通わせるなら一緒にと思った。ついでに入れちゃえと。いつも兄と一緒。水泳もライバルだった」
中日スポーツ(2020/02/14)
一つ年上の兄の背中を追いかけて、幼少期の克央少年は水泳の練習をしていたのかも知れせんね。
そんな克央さんは兄・祐介さんと同じ「千葉商科大学付属高等学校」へ進学します。
インターハイも兄と出場し、リレーメンバーとして共に活躍しました。
兄はすぐそばにいて共に切磋琢磨できるライバルでした。
そんな兄も、世界のカツオを育てた一人と言えるでしょうね。
カツオ誕生秘話は呼び間違い!?
カツオの誕生秘話。
そして、名前に込められた両親の願いについても調査しました。
「カツオ」は、コーチの呼び間違い!
松元克央(かつひろ)さんのニックネームは「カツオ」。
紙面では、「頂点カツオ」「戻りカツオ」など、松元さんを「カツオ」と呼んでいることが多いです。
「カツオ」と呼ばれるようになったのは、小学校の頃で「金町スイミングクラブ」に通っていた頃。
当時は、「間違えられたな」くらいにしか思っていませんでした。
今では水泳と「カツオ」は親和性が良いとして、とても気に入っている様子。
「名前はカツヒロ(克央)だけど、東京五輪でみんなにカツオと呼ばれたいので“カツオコール”をお願いします」
スポーツ報知(2019/08/11)
このようにアピールしています。
克央に込められた両親の願いとは?
父・達也さんと母・夏江さんの間に次男として誕生した克央(かつひろ)さん。
名前を付けるにあたり、画数や左右対称のバランスをみて念入りに決めたようです。
また、克央には「勝」=他人に勝つではなく、「克」=己に克つの意味を込めて”克”に決めたようです。
「克央」には、一般的には以下の願いが込められているとされます。
- 強い意志を持つ人。
- 困難を乗り越える人。
- 運命を切り開く力を持つ人。
- 中心となるリーダー的な人。
- 常に周りに人が集まる人気者。
- 周りから愛されるような魅力的な人。
- 芯を一本持ち、自分の意見を言える人。
カツオと呼ばれることについて両親はこのように答えていました。
カツオのニックネームで呼ばれることには「思ってもみなかったですね」と笑った。
THE ANSWER(2019/07/24)
基本的に本人の意思を尊重する松元家にとって、「本人が気に入っているならばいい」というスタンスのようです。
松元克央の家族など、最後に
今回はパリオリンピックの競泳日本代表の一人、松元克央さんの家族を中心に調査しました。
野球の基礎体力作りのために始めた水泳でオリンピック選手まで上り詰めた松元克央さん。
そして支え続けた、見守り続けた家族。
2024年のパリオリンピックでの活躍に期待ですね。
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